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第3話 歩み、止まるとき…。 警視庁、マスコミに出された声明後…3時間後。 時刻16時20分。 場所、井の頭公園…。 ワゴン車から、ゴミのように投げ出される1人の男。 それを呆然と見つめているホームレス。 ワゴン車から下ろされた男は、口にガムテープを張られており、意識を失っているようだった。ワゴンはすぐに出て行く。 下ろされた男はスーツを着たままの状態だった。 時刻17時00分 近隣警察に、倒れている男の人を確認したという連絡が入り交番警察が確認、拉致されていた政府の金融副大臣であることを確認。 至急、救急車から搬送されることになる。 金融副大臣は、怪我もとくにないようである。 この間に、ゴッサムシティのジェームズ・ゴードン市警本部長から、解放された人質にたいして徹底的な危険物等の確認をという要請が入るが、 解放による一時期の興奮状態によるものと、情報の錯乱により、その警告は届かない。 時刻17時30分 救急車で搬送される金融副大臣の容態を含めた緊急特別番組が編成され、報道される。 ジョーカーの人質解放ということに、マスコミは一斉に報道を開始し、事件の経緯や、 今後も人質が解放されていくのではないかという、肯定的意見が占める。 高町なのはは、自宅にてフェイト・T・ハラオウンのガス摂取による容態を見ながら、テレビを眺めていた。 あのジョーカーという人間が……どこか釈然としないが、 それでも自分たちの行った行動が一定の成果をあげたのではないかということを少し嬉しく感じてはいた。 時刻17時40分 救急車が都内の大学病院に到着…。 報道陣が集まる中、救急車からでてくる副大臣の姿。 そこに黒い影が現れた。 カメラが映し出したのは、黒きマスクの存在…バットマンの姿。 バットマンは、移動ベットに寝かされている副大臣の服をめくり、そこに大きな手術跡があるのを見つける。 バットマンはその長年の勘…なのはやフェイトとは違う、 その強い心と供に…知り尽くしたジョーカーという存在から、その移動ベットを蹴り、関係者から離す。 警備がバットマンを拘束しようとするが、そこで起きた光景に誰もが目を奪われた。 爆発……。 そう、それは人間の身体に設置された爆弾である。 拉致した人間の内部に爆弾を設置し、解放、人が集まってきたところで爆発させる。 効果的かつ、恐怖、そして自分自身はまったくリスクがないというおぞましい人間爆弾。 その光景は、日本中が注目する中で最悪の形で起きてしまった。 『アァハハハハハハ~~!!私は、約束どおり人質を解放したぞ?これがお望みだろう? 日本国民の諸君!!これからも、1人ずつ解放していってやる。 そして蝙蝠男、久しぶりだな~?お前も含め、この俺に戦いを挑んだものすべてを屈服させてやる。 アァ~ハハハハハハハハ!!!』 ジョーカーの声明は、憎悪を通り越して恐怖を植えつけた。 警視庁は声明を避け、今後の捜査方針を大きく考え直す必要が出てきた。 なのはは、言葉を失った。 いまだかつて、このような敵とは戦ったことがない。 これが…私たちの今の敵。空を飛ぶことも、魔法という力を持つことも出来ない相手だというのに… その存在は私たちを凌駕しようとしている。 これがあのバットマンという人が言っていた私たちではジョーカーには勝てないという意味? 『…君たちではジョーカーには勝てない』 そんなことはない。 確かに、あの狂気は凄まじいものがあるけれど…私たちには私たちのやり方がある。 人を救うこと、誰だって話しをすればわかるはずだから。 都内の警察官の増員を行い、すぐに解放された人質を見つけ出せるようにする一方で爆発物処理班を待機させ、 すぐに処理できるように準備を進める。 だが、広範囲をまわせる余裕も無く、テレビでこの様子をみた人たちは、怯えと恐怖を抱きながら生活を送ることになる。 「!?」 なのはの、パソコンの画面にヴィヴィオの携帯の電波が再び受信される。 ヴィヴィオや、フェイトの携帯は特殊であり、その場所がすぐ特定できるよう、管理局の技術を用いている。 再びこれを受信した…。まさか!?ヴィヴィオが…。 なのはは、立ち上がり、レイジングハートを持つ。 今度こそ…止めないと。 「なのは…私も」 「フェイトちゃんは…待っていて」 「だけど!」 なのはは、頭を振って起き上がろうとするフェイトの身体を優しく抱きしめ 「…今度は私の番。絶対にヴィヴィオをつれてくるから」 「うん……気をつけて、なのは。あの人は…」 「わかってる」 夜空に飛び出すなのは。 そう、わかっている…あの人は……私たちの考えが通用できる人じゃない。 腕時計型のレーダーでヴィヴィオの位置を探るなのは。 東京都内のネオンの光の中…この中で再び、被害者が解き放たれ、爆発するようなことがあれば、パニックになる。 レーダーの示す場所は、旧テレビ局跡地。 ここは…解体工事が行われるといわれながらも、その莫大な費用の前に、なかなか取り壊しが行われていない場所である。 なのはは、警戒を緩めずに、レーダーの示す場所を目指す。 暗闇の中で、なのははレイジングハートを握り、止まる。 銃撃…、ピエロ仮面のものたちが機関銃を撃ちこんで来る。 なのはは、レイジングハートを床に差して、床を破壊する。 バランスの崩れたピエロ仮面たちはそのまま落ちていく。 なのはは、やはりここにジョーカーがいるのだと思い、先に進む。 「…なぜ、来た?」 振り返った、なのはは、レイジングハートを向けかまえる。 そこに立つ黒きマスク…バットマンに向けて。 バットマンは、動揺する様子もせず、なのはを見つめる。 「ジョーカーを止めるのは私だけだ。邪魔はするな」 そういってバットマンは、なのはの、隣を通り過ぎようとする。 「私の仲間を助け出すためまでは、諦めない」 なのは、通り過ぎようとしたバットマンを見ずに、そう告げる。 「…お前の力、能力…どれをとってもジョーカーには敵わないだろう。だが、お前の仲間はジョーカーに負けた。なぜだとおもう」 「……」 なのはは、答えられない。 ここにくるまで自問自答してきた。 あの場所で言われた言葉…バットマンにはあって私にはないもの。 それは一体なにかと…。 「…それは、お前にある心の弱さだ」 「!」 なのはは、バットマンを見る。 バットマンは歩き続けながらはっきりと答えていた。 「アハハハハハハハ、蝙蝠男。はるばる異国の地にようこそ。俺のショーは気に入ってくれたかな?」 正面の扉が開き、そこにたつ、ジョーカー。 にやけた表情でジョーカーは私たちを見つめる。 「…御託はいい。来るならこい」 バットマンは冷静に答える中で、なのはには、そんな余裕が無かった。 焦り…、ヴィヴィオがいつ、何時にあの人間爆弾にさせられるかわからないからだ。そのときジョーカーの後ろにいる人質たちの中にヴィヴィオの姿がはっきりと見えた。 「ヴィヴィオ!!」 なのはは、コンクリートを蹴り、その距離を一気に縮める。 レイジングハートを持ち、そこにいるジョーカーに振り下ろした。 相手を気絶させるくらいなら。だが、そのレイジングハートはジョーカーの身体にあたったにもかかわらず、すり抜けてしまう。 なのはは、息を呑み、人質達に手をやるが、それらもすり抜けてしまう。 これはグラフィックス映像…。 「アハハハハハハハハ、なるほどお嬢さんの狙いがよくわかったよ。 なんで俺をつけ狙うのかわからなかったからな。アハハハハハハハハ」 ジョーカーの声だけが響きわたる。 なのはは、自分がとんでもない過ちを犯したことに今になって気がつく。 そう、これは罠だったのだ。 私たちを呼び出して、そして…私たちが誰を助けだしたいかという…罠。 「それでは、お嬢さん、バットマン…ごきげんよう」 バットマンはすぐに何が起こるか気がついて、呆然としているなのはを抱え、建物から飛び降りる。 それと同時に、あちこちの柱が爆発し、建物が崩れていく。 噴煙の中、なのはを、地上に下ろすバットマン。 なのはは、地面にたちながらも、なおも、ふらついた足取りでいた。 自分のせいでヴィヴィオを危険な目に合わす事となったことへの絶望…。 「…どんな敵にも、話せば通じる…そう思っているんじゃないか」 うつろな顔でバットマンを見る、なのは。 「正義の味方では、そこまでが限界だな」 「…あなたは違うの?あなたは…正義の味方じゃないの?」 バットマンは、なのはに、顔を向ける。 「違う。私は…悪人にとっての『恐怖』だ」 「きょう…ふ?」 「すべての人間に優しい、正義の味方では…悪人はのさばり続ける。私はそんな悪人の恐怖として存在している」 すべての人間に、なのは達のやり方は通じない…。 「悪に憎まれることを…恐れるな。人間には様々な面がある。 友人、仲間、社会…それらに向ける顔が全て同じではないのと同様に、これもまた違う1つの面。 私という存在を、ある人はヒーローと唱え、ある人は犯罪者と罵る。 それでいい…それが私、バットマンという存在だ」 そういうと、バットマンは噴煙の中、姿を消す。 「…私は」 なのはは、答えが出ない状態で…ただ、立ち尽くすことしか出来なかった。 前へ 目次へ 次へ
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Date 2006/05/20(Sat) Author SS1-276 突如、学園都市は“闇”に覆われた。 作り出された巨大な密室。 囁かれる「非公式肉体変化」の超能力者。 更にその中で発生した密室殺人事件。 そこに、一人の魔術師が降り立つ。 「犯人は、詐欺師(トリックスター)だ」 宣告。 そして魔術師は犯人を嘲笑うようにトリックを解き明かす。 一方土御門と共に巨大密室の調査を進めていた上条は———。 空腹でぐったりしながら魔力元をサーチしていたインデックスは———。 招かれざるモノ“C”と魔術師の物語が幕を開ける。 『トリックスターズC』開幕!
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ようこそ 公式からのガイドラインがふえてきたのでためしに作成しました。wikiの使い方になれるまで少々おまちください(2022/06/06) 公式からのファンアート・二次創作ガイドラインをリンク形式でまとめる予定です。 ガイドラインに目を通した上で各自判断する材料になればと思います。 このwikiでは同人活動の各問題に対する是非について取り扱わないつもりですのでその点ご了承ください。(役立つ内容は外部リンク等でご案内したいと考えてます) まずはこちらをご覧ください。 @wikiの基本操作 編集モード・構文一覧表 @wikiの設定・管理 分からないことは? @wiki ご利用ガイド よくある質問 @wiki更新情報 @wikiへのお問合せフォーム 等をご活用ください アットウィキモードでの編集方法 文字入力 画像入力 表組み ワープロモードでの編集方法 文字入力 画像入力 表組み その他にもいろいろな機能満載!! @wikiプラグイン一覧 @wikiかんたんプラグイン入力サポート
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最終話 理想と現実、その狭間で… 私たちは、なぜ戦うのか? それは誰かに頼まれたわけじゃない。誰かを憎むためじゃない。 愛すべき人を守るため、愛すべき仲間を守るため。 そのためには、私は…手段を選べない。 もし、もしも…管理局が私の愛すべきもの…フェイトちゃん、はやてちゃん、ヴィヴィオ… 他のみんなを理不尽に追い詰めるようなことがあるならば、 私は……例え管理局を敵に回しても守りたい人を守るだろう。 それが…私が戦うという覚悟。 ジェットコースターが動き続ける。 その速度はわからないが、レールに火花を散らすところから見ると、 相当の時間を、規定速度以上で走らせている可能性がある。 「ヴィヴィオ!」 「なのは…ママ?」 その声を聞いてなのはを認識するヴィヴィオ。 今まで会いたかった存在に、ようやっとあえる。 ヴィヴィオは伏せていた目をあけ、あたりを見回す。 だが、ジェットコースターに乗っている状態では、なのはを確認することは出来ない。 「…なのは」 フェイトはなのはを見つめる。 時間が迫る中、ヴィヴィオを助けるべきか…一般の人質、人間爆弾にさせられている人を助けるべきか。 そのどちらの答えも私たちは否定した。 私たちは…両方を助ける。 「……ジェットコースターに乗って、ヴィヴィオを下ろすのと同時に、私が席に着く」 なのはは、フェイトに言う。 それは…自分がヴィヴィオの代わりとなるということ。 ジェットコースターに搭乗する事で、その体重がかけられ、起爆しないということは…誰かが座れば問題はないということ。 それをなのはは、自分がやろうと言うのだ。 人間爆弾は爆発しない。ヴィヴィオも死なない。 だけど、なのはは…。 フェイトは首を横に振る。 「…そんなこと、させない」 「フェイトちゃんには…ヴィヴィオを任せる」 「なのはの、願いでもそれは聞けない」 フェイトは真剣な眼差しで、なのはを見つめる。 振り返るなのは…。 フェイトは顔を伏せる。 「ヴィヴィオには、なのはが必要だよ。だから…私に、やらせて」 「…出来ないよ。私には、フェイトちゃんが必要なの。フェイトちゃんがいない…明日は、私には…考えられない」 「なのは…」 空に浮かぶ二人、月明かりの下で…見つめあう。 誰かが犠牲にならなくては助かることは出来ない…。 すべてに奇跡は通じない。すべてに理想は通じない。 もしそれが起こるなら、フェイトがここに今いることもないし、高町なのは自身もここにはいないだろう。 「ヴィヴィオ…の母親として……私がヴィヴィオを、助けないといけない」 フェイトは、なのはの強い気持ちを汲み取る。 なのはが、一度言い出したら聞かない。 いつまでも、それは変わることはない。 私は…そんな、そんな…なのはのことが大好きだ。 「…なのは?」 「…?」 「私だって……私だって、なのはがいない明日なんか……いやだから。 だから、なのは…生きて、生きて…帰って…き…て」 フェイトの涙交じりの声に、なのはは、フェイトを抱きしめる。 「ありがとう」 なのはは、フェイトの耳元でそっと囁く。 フェイトは、涙を止めることができなかった。 なのはの胸に顔を埋め、涙を流し続ける。 なのはは、フェイトを抱きしめたまま…その、ぬくもりを感じていた。 フェイトちゃん……私の、かけがえのない…大切な人。 なのはは、フェイトから身体を離す。 フェイトもまた、なのはから顔を離し、涙を拭いて…ジェットコースターを見る。 すべてに奇跡は通じないかもしれない。すべてに理想は通じないのかもしれない。 だけど、私は信じ続けたい。このわたしの大切な人と……。 「ククククク……ヒャハハハハハハ」 手足を拘束され捕まった状態で、ジョーカーは大きな声で高く笑う。 バットマンがそんなジョーカーを見つめる。 「バカな奴だ。きっと、あの2人は自分の娘を助けるだろう」 「……」 「人間爆弾は爆発する。世の人間はみんな、己のものが可愛いに決まっているのさ。 お前のような偽善者だったら、たった一人の命を見殺しにするだろうが、 あの2人は、良くも悪くも人間だからな、ヒャハハハハハハ」 バットマンはそんなジョーカーに拳を顔面にぶつける。 ジョーカーは、その拳をもろに受けて、地面に叩きつけられて、気を失ってしまう。 「…少し、黙っていろ」 ジョーカーがいかなる工作をしようとも、彼女達に託した。 それだけだ…彼女達が何をしようが、それは私が全て受け止める。 暴走するジェットコースターが、ジェットコースターの進行上にあるトンネルから飛び出す。 瞬時に、なのはとフェイトは…ジェットコースターに取り付く。 時間が迫る中で、なのはは、一番先頭にいるヴィヴィオを見つけ、そこに近づいていく。 速度が増す中で、風に煽られ飛ばされないようしっかりと手すりを握りながら…。 「なのはママ!!」 ようやっと見つけたかけがえのない存在…愛してやまない、ヴィヴィオとの対面。 その顔や服は汚れていて、目は涙のためか…はれぼったい。 「ヴィヴィオ…動かないで?」 ヴィヴィオに優しく語り掛ける、なのは。 ヴィヴィオは、『うん』と頷いてなのはを待つ。 なのはは、ヴィヴィオのシートベルトを外し、彼女の座っているところに自分も腰をつける。 そして、優しくヴィヴィオを抱きしめる。 「……ごめんね。大変だったでしょう?」 「そんなことないよ!なのはママやフェイトママが助けに来てくれるって信じてたもん!」 ヴィヴィオは、涙を浮かべながらも笑顔で答える。 なのはは、そんなヴィヴィオの頭をそっと撫でてあげる。 そして…ヴィヴィオを、フェイトに手渡す。 ジェットコースターの障害物にぶつからないよう、体勢を低くしながら…。 「なのはママ?」 「……ヴィヴィオ、フェイトママといい子にしていてね?」 その言葉の意味がわからない、ヴィヴィオ…。 フェイトは、なのはを見つめる。なのはは、そんなフェイトを見つめ、頷く。 それを合図に、ジェットコースターからヴィヴィオを抱え、飛び降りるフェイト。 「なのはママ!!なのはママ!!」 ヴィヴィオの悲痛な叫びが聞こえる中……ジェットコースターは轟音と供に爆発する。 ヴィヴィオの悲鳴と供にフェイトの脳裏にうつる…大切な人の残像。 「…なのはぁーーーー!!!!!」 私の始めての友達…。 私の…一番、大切な人。 私を受け入れてくれた。 私を…包んでくれた。 なのはは、私を…… 私を…… …好きといってくれた。 『ウェイン産業における、拉致事件がジョーカー逮捕という結果で解決しました。 多数の死傷者をだした、この事件ですが、ゴッサムシティにおける犯罪が多数あることで、 日本政府はゴッサムシティにジョーカーを国外追放とすることで決着となりました』 『ジョーカーは既に精神が病によって侵されており、残念ながら現在の日本の法律では、裁くことが出来ないと、 ○○大学病院精神外科医の××氏は言い、日本政府としても、これは正しい判断だと言っていますが、 弱腰外交と野党からは批判が相次いでおり、通常国会内において…』 『各国メディアでは、日本政府の対応が遅いという意見が多く、 対テロにおける予防がなっていないと中国の新聞では書かれており、 政府は、日本の警備体制について抜本的な見直しが必要であると声明を発表しました』 『事件解決から一週間。ウェイン産業の代表者であるブルース・ウェイン氏がようやく帰国の途につきました。 ジョーカーの乱入等で、滞在時間の延長と、警察における協力から、警視庁から賞を受け取る予定でしたが、 亡くなった方もいるとしてこれを辞退。 ウェイン産業の代表は、日本において忘れられない傷を負うこととなったようです』 『…ブルース様、長期間、お疲れさまでした』 パソコンにアルフレッドの顔がうつる。 ブルースは、浮かぬ顔でアルフレッドを見つめる。 『さすがに…今回は、効きましたか?』 「…ただ、疲れただけさ。それで?」 ブルースは、アルフレッドに対して、微笑み答える。 アルフレッドは、そんなブルースの気持ちを知っている。 そして知っているからこそ…彼には何も言わない。 『…先日から、土壌汚染等で問題にされている重化学工業の幹部が何者かに殺害されています。 手口は全て一緒で。自然界に有する植物の毒を塗られて殺害されていて、 犯行声明では、自分は自然界の、植物の救世主…ポイズン・アイビーと名乗っております』 「…トランプの次は、草か……わかった」 そう、バットマンに休みはない。 この世の悪が、バットマンという恐怖に怯え、姿を消すまで…バットマンは戦い続ける。 たった1人…いや、違うな。 様々な世界で悪と戦うすべてのものたちと、供に。 「?」 顔をあげる少女 彼女の見上げた青空に小さく飛んでいく飛行機…。 しかし、すぐにその視線は自分の手を繋いでいる両隣の女性にうつる。 嬉しそうに、二人の女性の手を引っ張って歩く少女……。 二人の女性も笑顔でお互いを見ながら、少女に引っ張られていく。 …その先に見える海が見える公園へと向かって…。 前へ 目次へ
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Date 2006/03/11(Sat) Author SS1-146 「ドーモ始めまして。あなたが上条当麻さんですね?」 「(うわ、なんですかこの割烹着に頭巾というあからさまに怪しげな人は!? なんだか新たな不幸の予感がビシビシするんですけど!?)」 「細かい説明は面倒なんで用件だけ言いますね。ぶっちゃけ私に改造されてみませんか?」 「勝手に話進めた上にナニ怖い事言ってんだテメェは!?」 「『たった一つの命を棄てて! 生まれ変わった無敵の体! 幻想殺しが叩いて砕く!! 当麻がヤらねば誰がヤるーっ!!!』 というわけで対秋葉様用最終兵器、通称改造当麻計画、はっしーん!!」 「ってオイこっちの話聞けよといいますか何かアイツ空飛んでませんか!?! ふ、不幸だぁ〜〜〜!!!」 当然、戦闘の勝敗によってルート分岐。 勝利:志貴との共闘 敗北:シエル共々洗脳
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……時は少し遡る。 鋭い岩肌の突き出た丘陵の上空を、一機の輸送ヘリが飛んでいる。 JF704式ヘリ〝ストームレイダー〟――機動六課に配備された最新型の輸送ヘリである。 首都クラナガン行きの貨物用リニアレールが、謎の魔導機械――暫定的に〝ガジェット・ドローン〟と呼称――群の襲撃を受けた。 内部に侵入したガジェットに車両の制御を奪われ、外部から列車を止めることは不可能。 しかも列車近辺にムガンも出現、このままではムガンを引き連れたまま列車は市街地へと至る。 今回のスバル達の任務は、列車の市街地到達前にムガンを殲滅し、同時に列車内部のガジェットを破壊、車両の制御を奪還することである。 「リニアレール車内のガジェットは最低でも三十体、武装や能力その他は一切不明……正直、初陣のお前らにはかなりハードな相手だな」 「しかし戦えない相手という訳ではあるまい。我々副隊長や高町もフォローする、尻込みせずに思いきりやれ」 ヴィータとシグナムの激励の言葉に、緊張したような面持ちでヘリに揺られていた新人達が、一斉に「はい」と返事を返すー―ただ一人、スバルを除いて。 「……スバル、アンタ大丈夫?」 俯いたまま沈黙しているスバルに、ティアナが心配そうに声をかける。 不安、緊張、萎縮……どれもこの親友には到底似合わない言葉ではあるが、しかしスバルも人間である以上、それらを感じていてもおかしくはないのだ。 ティアナの声にスバルは顔を上げ、「大丈夫」と言いながら弱々しい笑みを浮かべる。 「ただちょっと……はやてさんとフェイトさん、大丈夫かなーって、心配してるだけだから……」 スバルの言葉に、ティアナ達は思わず黙り込む。 はやてとフェイトの二人は現在、ミッドチルダ北部、ベルカ自治領に出現したムガンの迎撃に当たっている。 報告によれば、敵の数はおよそ二百――なのは達隊長陣曰く、その程度の規模相手ならば援軍も限定解除も必要ないらしいが、それでも不安は消し去れない。 特に過去に同程度の規模のムガン群と相対し、そして危うく撃墜されそうになった、スバルとティアナは……。 本来現場管制担当のリインフォースⅡが隊舎待機を申し出たことも、スバル達の不安を助長させている。 何かがあるのではないか、万が一のことが起きてしまうのではないか……マイナス思考の無限螺旋に、四人の心が囚われる。 沈痛な表情を浮かべる新人達に、なのは達隊長勢はどこか呆れたように息を吐いた。 「どうやらお前達はあの二人を――いや、我々も含めた隊長格全員を、些か過小評価しているようだな」 溜息混じりにそうひとりごち、シグナムがゆっくりと新人達を見渡す。 次の瞬間、刃物のように研ぎ澄まされたシグナムの眼光が、四人を射抜いた。 「……なめるなよ小童共。たかがムガンの百や二百、その程度に主はやてとテスタロッサの二人が後れを取るとでも思ったか?」 「お前ら程度のひよっこがはやて達の心配なんて百年早い。んな無駄なことを考えてる暇があったら、自分達のことをまず心配しとけ」 怒気を含んだシグナムの言葉に、ヴィータが憮然とした表情で同意する。 副隊長二人の手厳しい物言いになのはは苦笑しながら、四人を元気付けるべく口を開いた。 「フェイトちゃん達なら大丈夫だよ。スバル風に言うなら……あの二人を誰だと思ってるの?」 悪戯っぽくそう言って笑うなのはに、スバル達の表情も明るさを取り戻す。 「新デバイスでぶっつけ本番になっちゃったけど、練習通りにやれば大丈夫だからね」 デバイス整備担当のシャリオの言によれば、四人の新型デバイスはこれまでの訓練データを基準に調整されており、いきなりの使用でも違和感は無いらしい。 なのはの言葉にスバルは視線を落とし、手の中に握るペンダント状の青い宝石――己の新しい相棒、マッハキャリバーに優しく語りかける。 「初めて会っていきなりだけど、一緒に頑張ろうね」 スバルの呼びかけに応えるように、待機状態のマッハキャリバーの表面がきらりと輝いた。 ストームレイダーが現場に近付き、ムガンの巨体が肉眼で確認出来る。 敵の数は僅か十数体――数十単位を平均とし、時には数百単位で出現するムガンにしては、この数は異常とも言える程少ない。 「……妙だな」 正面の窓ガラス越しに見える敵勢力に、ヴィータが眉を寄せながら呟いた。 奇妙な点は敵の数だけではない。 リニアレールと並走するように飛ぶムガン群は、しかし列車を攻撃する素振りは一切見せていない。 攻撃もせず、ただ列車の周りを並んで飛んでいるだけ……その姿はまるで、 「ムガンが、列車を守ってる……?」 咄嗟に呟いたその仮定を、しかしヴィータは頭を振って打ち消した。 そんなことがある筈が無い……それ以前に、そんなことはどうでも良い。 ムガンを排除し、新米共の突破口を開く――それが自分の役目、今の自分の考えるべきこと。 「……敵と列車との距離が近いな、あの距離で自爆されたら確実に列車も巻き込まれる。それに爆発で落盤が起きる可能性も考慮の必要があるな」 「いつもみたいに纏めて撃破は、ここではちと危な過ぎるな。面倒くせーけど、一体一体列車から引き離して各個撃破が無難か?」 シグナムの指摘とヴィータの提案に、なのはは同意するように頷いた。 「ヴァイス君、わたしも出るよ。ヴィータちゃん達副隊長と空の敵を何とかする」 なのはの言葉にヘリパイロット――ヴァイス・グランセニックが首肯を返し、輸送ヘリ後部のメインハッチを開放した。 「じゃあちょっと出てくるけど、皆も頑張ってズバッとやっつけちゃおう!」 「先程も言ったように、危なくなればすぐに我々がフォローに回る。落ち着いていけ」 「大切なのは熱いハートとクールな頭脳、そいつを忘れんじゃねーぞ?」 口々に激励の言葉をかけるなのは達に、スバル達は――今度は四人とも――元気良く「はい!」と返した。 新人達の返事に満足そうに首肯し、なのは達は大空へと飛び出した。 デバイスを起動し、バリアジャケット――副隊長二人は騎士甲冑――を身に纏う。 風を切り裂き、三人の戦士が敵に接近する……ムガンが牽制するようにビームを撃つが、しかし列車から離れて本格的に迎撃しようとはしない。 「やっぱりおかしい……!」 ムガンのビームをかわしながら、なのはが警戒するように声を上げる。 敵はまるで噛り付くよう列車の傍から離れようとしない、まるで見えない糸で結ばれているかのように一定の距離を保ったまま並走している。 今の敵は空を飛ぶだけのただの砲台に過ぎない、破壊することは容易だろう……しかし不用意に攻撃を仕掛けることは、なのはには出来なかった。 シグナム達の指摘する通り、ムガンにこのままの距離を保たれたまま破壊すれば確実に列車をも巻き込んでしまう……敵は列車を人質に取っているようなものなのだ。 自分達を囮に列車から引き離すという作戦も、敵が追って来なければ成り立たない。 どうする……歯噛みするなのはの頭の中に、その時ヴィータからの念話が響いた。 (なのは、あそこを見てみろ! ムガンの頭の上!!) ヴィータの声を受け、なのははムガンの頭部に視線を向ける。 ドーナツ状の円盤の真ん中から飛び出た突起部分、その先端に、小さな機械が取り付いている。 卵のような楕円形の形状をし、触手のようなコードを生やした人間大の機械――ガジェット・ドローン。 (もしかして……あれがムガンの不審行動の原因!?) 頭の中で驚愕の声を上げるなのはに、ヴィータとシグナムの首肯する気配が念話越しに伝わってくる。 (驚いたな。列車だけでなくムガンまで操れるのか、ガジェットという機械人形は) (どーも変だと思ってたけど、ムガンの奴らガジェットに乗っ取られてたのかよ。だっせぇ!) 「呑気なこと言ってる場合じゃないでしょ!? 二人とも!!」 緊張感の欠片も無い副隊長二人の科白に、吼え猛るようななのはのツッコミが炸裂する。 本来ならば念話を送れば済むことだったのだが、興奮のためかつい声にまで出してしまった。 (とにかく! まずはムガンを操ってるガジェットを破壊して、その後最初の打ち合わせ通りに『引き離して各個撃破』作戦でいこう) (ライトニング02――シグナム了解) (スターズ02――ヴィータ同じく) なのはの提案に副隊長二人が了承の返事を返し、三人は行動を開始した。 「アクセルシューター!!」 なのはが魔力弾を放ち、ムガン達に寄生したガジェットを撃ち抜いた。 ガジェットの支配から解放されたムガン達が、三人に襲い掛かる。 (それじゃあ二人とも……) 迫り来るムガン群になのはは不敵な笑みを浮かべ、レイジングハートの柄を握り直した。 副隊長二人も表情を引き締め、なのはの次の言葉を待つ。 そして、 「――逃げろぉーっ!!」 ……なのはの号令と共に三人は一斉にムガンに背を向け、そして散り散りに逃げ出した。 「おー、追っかけてる追っかけてる」 操縦シートの脇から顔を出し、逃げるなのは達の背中を追いかけ列車から遠ざかるムガン達を眺めながら、スバルが感嘆の声を上げる。 決して見栄えの良いやり方とは言えない――というかどう見ても格好悪い――戦い方であるが、しかしその効果は絶大だった。 バラバラの方向へ飛ぶなのは達に合わせ、ムガン達もまた三方向に散開している。 隊長格一人につき、追いかけるムガンは僅か数体……なのは達にとっては、楽勝を通り越して瞬殺だろう。 今のなのは達の気分を喩えるならば、カーチェイスで敵を峠まで案内して、そこで一気に崖下へ蹴落とすようなものだろうか。 逆にムガン達の方の現状と末路に目を向けてみれば、仔猫を追いかけていたと思ったら実は虎で、一瞬で食い殺されるという比喩が妥当だろう。 えげつない……スバルは素直にそう思った。 おかげで自分達はこうして順調に降下予定地点に近付いている訳だが、追い詰めている筈が逆に罠に嵌っているムガン達を見ていると、敵ながら哀れに思えてくる。 合掌するスバルの視界の向こうで、十分に列車との距離を稼いだなのは達が攻撃に転じ、ムガンが次々と爆発に消えていく。 丘陵上空の各所で派手に上がる紅蓮の花火を見上げながら、スバルはふと思いついたようにこうひとりごちた。 「なのはさんって、実はティアっぽい人だったんだね」 「……ちょっと馬鹿スバル、それどーゆー意味よ?」 スバルの呟きを耳聡く聞き取り、憮然と抗議しようとするティアナだったが、 「言われてみれば確かに、なのは隊長ってティアナさんに似てますよね」 「あんな性格悪い作戦立てるところとか、容赦の無いところとか、ティアナさんそっくりです」 子供二人の無邪気な追い討ちが突き刺さり、ティアナは沈黙を余儀なくされた。 いじめか、いじめなのかこれは……? 「あ、アンタ達……後で覚えておきなさい……!」 仲間達が自分のことをどう思っているのか……知らない方が良かった、知りたくなかった真実を鼻先に突きつけられ、ティアナはふるふると拳を震わせた。 「おい新米共! 漫才の時間はおしまいだ」 操縦席から振り返り、ヴァイスが四人に声をかける。 「隊長達が空を押さえてくれてるおかげで、こっちは安全無事に降下まで到着だ……次はお前らの番だぜ?」 ヴァイスの言葉に表情を引き締めるスバル達の前に、ロングアーチ――グリフィスからの通信ウィンドウが開いた。 『君達の任務は二つだ。一つはガジェットを逃走させずに全機破壊し、列車の制御を取り戻すこと。 もう一つは列車のどこかにある筈の、ムガンの狙う何か――恐らくレリックかコアドリルだろうが――それを探し出し、安全に確保すること。 スターズ分隊とライトニング分隊、二人ずつのコンビでガジェットを破壊しながら、車両前後から中央に向かってくれ。管制はこちらで行う』 グリフィスの指示に首肯を返し、まずスターズ隊の二人――スバルとティアナがメインハッチへと歩を進める。 その時、 『目標空域に未確認飛行体が多数接近、この反応……ガジェットです!』 切羽詰まったようなオペレーターの声と共に画面が切り替わり、航空機のような三角形のフォルムの機械群がウィンドウに映し出された。 「これって、敵の増援!?」 「航空型……別タイプのガジェットってこと!?」 瞠目したように声を上げるスバル達の前に、なのはからの通信ウィンドウが展開された。 『ごめん、そっちに行くのはちょっと遅れそうかな』 スバル達の中に飛べる者は――フリードリヒを除いて――存在しない、ストームレイダーも戦闘には不向きである。 つまり接近中の新型ガジェット群の相手はなのは達が担当することとなり、必然的にスバル達への援護の手が塞がるということになる。 困ったように己の力不足を謝罪するなのはに、スバルは首を振って笑いかけた。 「大丈夫です、なのはさん! あたし達のことは気にせず、空の敵をお願いします」 力強い笑みでそう応えるスバルに、ティアナ達も便乗するように口を開いた。 「スバルの言う通りですよ、なのはさん。もう少しアタシ達を信用して下さい」 「僕達だってもう子供じゃありません、この二週間で強くなれるだけ強くなったんです!」 「なのは隊長達の背中を守ることはまだ無理ですけど、なのは隊長達がいなくてもちゃんとやれます!」 フリードも同意するように一声鳴き、最後にスバルが一同を代表してなのはに向き直る。 「あたし達もあたし達で頑張りますから、なのはさん達も頑張って下さい!」 スバル達の言葉になのはは一瞬きょとんと目を瞬かせるが、しかし次の瞬間、声を立てて笑い始めた。 『にゃはは……元気付けようと思ってたのに、逆にこっちが元気付けられちゃったね』 目許に浮かんだ涙を拭き取り、なのはは毅然とした表情で四人を見据えた。 『煩い外野はわたし達に任せて、皆は皆のやるべきことを頑張って』 凛としたなのはの言葉にスバル達も表情を引き締め、一斉に力強く頷いた。 「「「「はい!!」」」」 開放されたメインハッチを蹴り、まずスバルが大空へと身を投げ出した。 征こう、マッハキャリバー……右手に握る宝石を天高く掲げ、スバルは昂然と声を上げる。 「セットアップ!!」 主の咆哮に応えるように宝石が眩い光を放ち、スバルの服装が白いバリアジャケット姿に変わる。 それぞれの分隊の隊長――スバル達はなのは。エリオ達はフェイト――のものを参考にした最新式のバリアジャケットに身を包み、スバルが天を翔る。 「ウィングロード!!」 スバルの足元に魔方陣が展開し、光の道が列車へとのびる。 空を穿つように垂直に進むウィングロードは、途中で二又に分岐し、それぞれの先端が列車の先頭と最後尾の車両の側面に突き刺さる。 後続のティアナ達三人が進む出陣の「道」が、これで完成した。 両脚のローラーブーツ――マッハキャリバーで光の道を踏み締め、スバルは背後を振り返った。 それぞれ新しいバリアジャケットを纏ったティアナ達三人が、スバルの創った道を進んでいる。 スバル達の初陣が、始まった。 天元突破リリカルなのはSpiral 第10.5話「初めて会っていきなりだけど、一緒に頑張ろうね」(続)
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Date 2006/06/03(Sat) Author SS1-308 一方さんのクローンの鈴科百合子タンがオリジナルの一方さんを超える為に当麻にケンカを売るという幻想を見出しました。 とある日、上条当麻が目にしたのは、どこかで見たことある制服を着た学園都市最強のレベル5——一方通行だった。 白い髪にぎらつく赤い瞳、そしてミニスカート(!?)を翻し、叫ぶ言葉は予想だにししないもので……。 それより少し前、入院中の打ち止めはシスターズの副産物である一方通行のクローンの存在を知る。 最高の失敗作と呼ばれる囚われの筈のクローン。 しかし、なぜか救出に出たシスターズ達を打ち倒し、クローンはオリジナルを超える為に学園都市に解き放たれた——。 .. 名無しだったクローンに名前が与えられた瞬間、彼女にフラグが……! とある名無しの複製品 「お前を倒せば俺はオリジナルを超えられるンだよォ!」
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Date 2006/02/02(Thu) Author SS1-54 学園都市、 広大な敷地面積を持つ隔離された箱庭…、 実に住民のほとんどがなんらかの『異能』を持つ この場所でも例外なく時間は進む。 春4月、別れと出会い。 世間がそんなムードもおかまいなしに 上条当麻は不幸に出会っていた。 校庭に生えている1本の木、ふと目に付いたのはぶら下がる人。 声をかけたらいけない、また巻き込まれる、 そんなことを考えながらも声をかけてしまう。 「あのぉ、大丈夫ですか…?」 春、出会いの季節 学園都市に飛ばされた人生に絶望した教師と 右手に不幸を持つ生徒上条当麻。 二人の出会いがとある事件の始まりだった?! ガッコ 嘘予告:『とある学園の絶望先生』
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「魔法少女兼魔法戦士の千代田桃です。」 「まずは手っ取り早く筋肉をつけよう」 「私は...私は諦めない!!」 千代田桃とは、まちカドまぞくに登場する魔法少女。CV.鬼頭明里 概要 ステータス(S>A>B>C>D>E) 二次創作における桃『大罪の魔剣』 『ももイロせんし』 技一覧 運営との人間関係(知っている方は加筆を) 概要 多魔市に住む高校1年生で、魔法少女としては半引退。 ピンク髪のショートヘア。ヘアピンの羽のような髪飾りも付けている。 肉やスナック菓子、菓子パンなどが好物で粗食。シャミ子こと吉田優子に料理を作ってもらっている。この作品の舞台「多魔市」のマスコット、「たまさくらちゃん」のことが大好き。 現役時代(小学生の頃)は世界を救う活躍もしたと言われている。が、本人曰く魔法少女としては弱い方で、同僚の方が強かったとのこと。 ステータス(S>A>B>C>D>E) HP MP 攻撃 魔力 物防 魔防 素早さ B B A C+ C C B フォーム名 HP MP 攻撃 魔力 物防 魔防 素早さ フレッシュピーチ B B S A B B B+ ※ HP→体力,MP→魔力量, ATK→攻撃力,MTA→魔法攻撃力, DEF→防御力,MDF→魔法防御力,SPD→素早さ 二次創作における桃 『大罪の魔剣』 カオスバトル運営の一人。片手剣を使う魔法少女。三話で他のカオスバトル運営と共に登場した。シャミ子と再会を果たした。 『ももイロせんし』 ブロちよ作の大罪の魔剣スピンオフ。大罪の魔剣が始まる一年前が舞台となる。 運営によってバトラーとして召喚された魔法少女で、当作の主人公。シャミ子に生き血を取られたあとなので魔力量は少なくなっている。 カオスバトル世界の初級魔法を召喚されて数日で習得。 実力試験、ドナルドとの模擬戦では、木刀で戦った。氷魔法を剣に纏う「マギアスパーダ」を覚え、以降の主力技となる。 バトラーになった後は鉄の剣と鉄の盾というオーソドックスな武器を装備し、魔法剣を中心にして戦うために魔法使いになり、保登心愛、花小泉杏とチームを組み、助っ人の九条カレンと共に「傘鳥アケノシルム」の狩猟依頼を受ける。 戦いの最中、火炎放射を吐く「人造混沌怪物」ドラクックが乱入したが、 風と雷の初級魔法を合体させた「ボルトウィンド」、氷と雷魔法を剣に同時に纏い、連撃を重ね、最後に強力な「旋刈り」を叩き込む「氷雷斬」など、魔法を応用した戦法で撃破した。 数日後、実力を見込まれ運営本部に呼ばれる。そこでγにより、「これからは魔法戦士として、混沌の怪物と戦って欲しい」と、実力を認められた。 技一覧 通常攻撃はモンスターハンターライズの片手剣に準ずる。 剣中心(突進斬り→斬り下ろし→横斬り→回転斬り) その2(水平斬り→斬り返し→回転斬り上げ→旋刈り) 盾中心(盾攻撃→バックナックル→ハードバッシュ→旋刈り) 技名 説明 マギアスパーダ 魔法を剣に纏い、斬撃の威力がアップ。 初級魔法 火、水、氷、雷、風、土、の基本的な魔法。威力は魔力を込めるほど強くなる。 ボルトウィンド 雷魔法『ボルト』と風魔法『ウィンド』の合体技。雷の旋風が相手の身を斬り裂く。 氷雷斬 雷魔法『ボルト』と氷魔法『アイス』を剣に纏い、片手剣のコンボを重ね最後に旋刈りを放つ。 ガリーレ 傷を癒す魔法。おそらく初級魔法。 フレッシュピーチハートシャワー 原作ではお披露目されないのがお約束の魔法少女時の中技。光の波動らしい。 運営との人間関係(知っている方は加筆を) γ…運営としての実力を認められる。 シュウ…? ファルジングハート…? 米蜆…? アルキミスタ…? ハッシュ…? 三頭竜ガエル…? 萩上啓治…? 闇ちゃん…? 大阪人…?
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Date 2006/05/21(Sun) Author SS1-277 ◆───────────────────────────────◆ ◆とある魔術の禁書目録11 ◆ ◆【著/謙池和馬 イラスト/仄村キヨタカ 定価 599円】 ◆ ◆───────────────────────────────◆ せまる文化祭。だが上条のクラスではいまだに出し物が決まらない! 演劇か喫茶か…議論は平行線をたどっていった。 そんな中立ち上がる土御門元春。 「サバイバルゲームで決着をつけるにゃー。」 演劇軍と喫茶店軍。両者が争う先には何があるというのか… そして孤軍奮闘の水着相撲軍青髪ピアスの運命やいかに! 戦場に木霊する少年少女たちの叫び… そして新たなるフラグが… 銃と銃が交差するとき物語は始まる…